◆つながらない時間が、デジタルとの“本当のつながり”を育てる

おはようございます。

今回の『ChatGPT × vol ~未来について語ろう~ 』のテーマは『オフライン回帰』です。

「つながることが正義」だった時代が、少しずつ揺れ始めています。

SNSや通知に追われ、常に誰かとつながっていることが当たり前になった日々の中で、どこか疲れや違和感を覚えている人も少なくないはずです。

そんな今だからこそ、「あえてつながらない時間」に注目が集まっています。

オフライン回帰という言葉に、私たちはどのような意味を見出せるのでしょうか?

✅オフライン回帰が話題になる背景

  • デジタル疲れ:Zoom会議、SNS、通知疲れ、常時接続へのストレス
  • 情報過多:判断力や注意力の分散、深い思考の欠如
  • メンタルへの影響:慢性的なストレス、比較疲れ、感情の波
  • 身体性の喪失:生活リズムの乱れ、五感の鈍化、自然との断絶
  • 主体性の低下:「選ばされる」感覚、アルゴリズムに委ねる判断

たとえば最近のデータによれば、日本のZ世代(18〜22歳)のスマホアプリ利用は1日あたり約6時間にも上り、ティーン層ではネット利用が1日7時間超という報告もあります。

世界的にもスマホ利用の平均は3〜5時間/日とされており、その多くがSNS・動画・ゲームなどの“無意識な消費時間”です。

こうした背景のもと、社会の中で以下のような“オフラインを求めるムーブメント”が静かに広がりつつあります。

  • デジタルデトックス旅行:スマホ持ち込み不可のホテルや自然体験施設など、意図的に“つながらない”空間が提供されている
  • サイレントイベント/瞑想リトリート:発話禁止・スマホ禁止などの非接続環境で、感覚と内面に向き合う場づくり
  • アナログ回帰グッズの人気:紙のノート、手紙、手書きメモ、フィルムカメラなど、五感を活かす体験が再注目
  • Slow living/Digital minimalism:生活から“過剰な接続”を減らし、自分のリズムを整える生き方が共感を呼んでいる

このように、オンライン化が進んだことで便利さは手に入れた一方で、私たちは“何か大事なもの”を少しずつ手放してきたように思います。

✅デジタルがくれたもの、奪ったもの

与えてくれたもの奪われたもの
情報の即時性集中力・深い思考
つながる自由五感・身体感覚
働き方の柔軟性生活リズムと区切り
表現・発信の民主化主体性・判断力
選択肢の拡大内省と余白の時間

だからこそ、これから必要なのは「否定」ではなく「選ぶ力を取り戻すこと」。

使われるのではなく、使いこなす感覚を育てていく必要があります。

✅「揺り戻し」が教えてくれること

オンライン化も、オフライン回帰も、どちらも“行き過ぎ”と“揺り戻し”の繰り返し。

これこそが人間社会における自然な調整反応です。

早い段階でその“揺れ”に気づける人は、次の変化の波をとらえることができます。

違和感に気づく人が、次の時代をつくる。
無常であるからこそ、柔軟に変化していけることが強さになる。

✅あなたの“つながりすぎ度”をチェックしよう

設問(〇をつけてチェック)

  1. 朝起きて最初にすることはスマホを見ることだ
  2. スマホを持たずに30分以上外出するのは不安だ
  3. SNSの通知は基本オンにしている
  4. なんとなくアプリを開いて気づけば10分以上経っていることがある
  5. 食事中にスマホを見ることがよくある
  6. SNSやネットの情報で気持ちが上下することがある
  7. 気がつくと複数のアプリを無意識に切り替えている
  8. オンライン会議やチャットで“つながり疲れ”を感じることがある
  9. 一日のうち、完全に“つながらない時間”がない日もある
  10. デジタル機器がないと“何をしていいか分からない”と感じることがある

結果

〇の数タイプコメント
0~3個選択的オフライン活用タイプあなたはすでに“つながる/つながらない”を自分の意思で選べているタイプ。
デジタルに流されることなく、必要な時に必要な接続を選び取る力があります。
これからも、手書きの時間や余白ある生活のリズムを意識しながら、テクノロジーを“共に生きるパートナー”として上手に活かしていきましょう。
4~6個ゆるやか依存タイプつながりが日常化し、無意識にスマホやSNSに触れてしまう傾向があるようです。
ただし、その“違和感”に気づけている今が、見直しのチャンス。
まずは1日10分、“意図してスマホを見ない時間”を確保してみましょう。
その小さな一歩が、自分自身と再接続するための大きな第一歩になるはずです。
7~10個つながりすぎ注意報タイプあなたの心と身体は、知らず知らずのうちに“つながりすぎ”の負荷を感じているかもしれません。
情報、通知、SNS、画面…すべてから少し離れることで、思考と感覚に“呼吸”を取り戻せます。
まずはスマホを置いて散歩してみる。手書きでメモをとってみる。深呼吸して空を見上げる。
オフライン時間は、あなた自身を整え直すための“リセットの時間”です

✅自分の時間を、誰が決めているか?

「自分の時間を、誰が決めているか?」

その問いに向き合うことが、デジタル時代の私たちにとって最も大切な習慣の一つかもしれません。

オフラインは“切断”ではなく“再接続”の入り口。

テクノロジーとの適切な距離感を、自分の意思で選びなおす力こそ、これからの未来を育てていく鍵になると感じます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

have a nice day!

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