◆話し込んで良かった

皆さん、お疲れ様です。

先週末は暑かった。

服装間違いに要注意。

難しい季節。

でも、やっぱり秋は良いもんだ。

過ごしやすい。

ただ、朝方は気温が低いので、体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい。

さて、今回のテーマは、『話し込んで良かった』です。

皆んなは、普段 話し込む事ってありますか?

私は、あまりないです。

『話すより手を動かせ』派なので。

あと、気の利いた事も言えないし、そもそも話すのが苦手だから。

そんな私が、日常の中で改めて『話し込んで良かった』と感じた事について書いていきたいと思う。

『話し込んで良かった』と感じたのは?

退職の意思を示した、元 部下と話し込んだ時

情報は入手していたのだが、現在は職場が離れている事もあり、本人と話す機会を持てていなかった。

しかしながら、たまたま本人と会う機会があったので、話しかける事にした。

そこから立ち話で1時間弱。

私は、彼を質問攻めにした。

本当の事を知り、理解したかったからだ。

私自身、退職したいと思う事は何度もあったが、実際に行動に移す事なく今に至る。

でも、彼は実際に行動し、既に他社から内定をもらっている身だ。

話した内容をざっと要約するとこうだ。

彼と話した内容

①将来的にやりたい事がある ☞ 今の業種とは違う事で、好きな事で挑戦したい

②関東に住みたい ☞ 前から憧れがある

③やりたい事の為の時間を確保したい ☞ 転職先はあくまでワンクッション的存在で、転職先をライスワーク(飯を食べる為の仕事)としながらやりたい事の準備をする

④既に退職(転職)した友達から情報をもらっている ☞ 体調不安への相談や、退職意思を示すまでの順序について など

⑤親には相談済み ☞ 親としては、彼の人生なので自分で決めたら良い、とは言っているが、続ける事が可能なら今の会社で働いて欲しい

⑥転職先では正社員採用ではない ☞ 今は正社員

⑦退職の事を2~3年考えていた ☞ 私が直属の上司だった頃から、やりたい事と現状とのギャップについて話した事があったが、その時に聞いた『やりたい事』は、今回の『将来的にやりたい事』とは全く別

⑧転職タイミングについては、来年2月頃まで待てるらしい ☞ 今の会社とのやり取りを考慮されてなのか、転職先とはそのような話で握っている

⑨夜勤への体調不安を抱えている ☞ 1回だけ寝坊遅刻があったので、生活習慣についてのヒアリングや指導を行った事がある

⑩もっと早い段階で退職の意思を示したかったが、他の退職者の話を聞いてためらっていた ☞ 家族都合で故郷に帰るメンバーがおり、立て続けに自分が退職すると職場に迷惑をかけると考えた

ざっとこんな所。

これらを見て、皆んなはどう感じただろうか?

納得?

違和感?

私自身、立ち話ではあったが真剣に向き合ったつもり。

その中で、納得できた事はもちろんあったが、違和感も多々あった。

私自身、退職について反対するつもりもないし、彼が本当にやりたい事があって、真剣に挑戦したい思いがあるのなら応援したいと思っている。

むしろ、その方が良い。

やりたい事がある事は素晴らしい事だ。

でも、先輩として彼に伝えたい事がたくさんあったので、短い時間だったが多くの事を喋ってしまった。

私の思いはこうだ。

彼に伝えた事

①将来的にやりたい事がある ☞ 今の業種とは違う事で、好きな事で挑戦したい 👉 たちまち仕事にならなくても、今の時代、SNSなどを活用して世の中にアウトプットできるのではないか?

②関東に住みたい ☞ 前から憧れがある 👉 異論はないが、本当にそれが退職の理由なのか?どれだけのウェイトを占めているのか? 

③やりたい事の為の時間を確保したい ☞ 転職先はあくまでワンクッション的存在で、転職先をライスワーク(飯を食べる為の仕事)としながらやりたい事の準備をする 👉 安定している今の仕事をライスワークと位置付ける事はできないのか?

④既に退職(転職)した友達から情報をもらっている ☞ 体調不安への相談や、退職意思を示すまでの順序について など 👉 特に意図がないのであれば、事前に社内の上司や先輩に相談して欲しかった

⑤親には相談済み ☞ 親としては、彼の人生なので自分で決めたら良い、とは言っているが、続ける事が可能なら今の会社で働いて欲しい 👉 最終的には自分で決断する事であるが、話を聞いている中では少し考えが甘く、正直理解できない部分が多い

⑥転職先では正社員採用ではない ☞ 今は正社員 👉 やりたい事を準備する上で土台となる仕事が不安定となれば、『やりたい事』どころではなくなるのではないか?

⑦退職の事を2~3年考えていた ☞ 私が直属の上司だった頃から、やりたい事と現状とのギャップについて話した事があったが、その時に聞いた『やりたい事』は、今回の『将来的にやりたい事』とは全く別 👉 もはや退職する事が目的になっていないか?冷静か?

⑧転職タイミングについては、来年2月頃まで待てるらしい ☞ 今の会社とのやり取りを考慮されてなのか、転職先とはそのような話で握っている 👉 まだ判断を待てるのであれば、今回話した事を踏まえて一度冷静になり、考え直して欲しい。転職するにしても、今じゃないのではないか?

⑨夜勤への体調不安を抱えている ☞ 1回だけ寝坊遅刻があったので、生活習慣についてのヒアリングや指導を行った事がある 👉 夜勤のない職場に異動する事は可能であり、それが退職理由の1つとなっているのならもったいない

⑩もっと早い段階で退職の意思を示したかったが、他の退職者の話を聞いてためらっていた ☞ 家族都合で故郷に帰るメンバーがおり、立て続けに自分が退職すると職場に迷惑をかけると考えた 👉 他の退職者の補充として、自分がこの職場に異動してきたと思っているが、そうではない。元々、社員数の少ない職場であった為、マンパワーを強化する目的だった事を理解しておいて欲しい

私の言葉が、彼にどれだけ伝わったかは分からない。

でも、少なからず彼にとっての学びや気付きになったと思う。

そういう意味では、あのタイミングで彼に話しかけ、質問攻めにして良かった。

本当は、もっと早い段階でこのような話ができていたら良かったのかもしれないが、今それを言っても仕方ない。

彼は、今後どのような答えを出すのだろう。

最近、若手の離職率 問題が騒がれている。

一方で、私自身が離職についての危機感を持てていないのが正直な所だ。

私もずーっと離職の事を考えてきた。

でも、今も同じ会社で働き続けている。

歳を重ねるにつれて、仕事に対する向き合い方も変わってきた。

持ち場や立場が違うので、若手にはなかなか理解できないだろう。

そこがもどかしい部分ではあるが、私の思考・行動について彼らに伝える事はできる。

それを活かすか殺すかは本人次第。

正直、正解なんて誰も分からない

自分の決断を正解にする為に頑張るだけ!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

また来週!

have a nice day!

今週の AI Art 作品

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です